【165cm以上必見!高身長さん向けドレスの着こなしガイド】
「着丈や袖丈が短くなってしまう」
「細く見えてもS(M)サイズが入らない」
「フェミニンなワンピースやドレスが似合わない」
「上下で合うサイズが違う」
「骨格がしっかりしているので肩幅やお尻周りが目立つ」
「ハイヒールは極力避けたい」
などなど‥。”どんな服も着こなせる” "背が高くてモデルみたい"と褒められることも多い高身長さんですが、高身長さんならではの悩みも尽きません。
特に、上下でサイズを選ぶことができないワンピースタイプは、想像していたよりも着丈や袖丈が短くなってしまったり、着丈に合わせるとサイズ感が大きかったりとサイズ選びも難しいですよね。最近はモデルさんも小柄な方が多く、参考にしずらいといった事もあります。
そこで、高身長スタッフが本気で考えた、高身長さんにぴったりのおすすめドレスや上手な着こなし方をご紹介します。
背が高いだけでなく、体型のお悩みに合わせたおすすめドレスもご紹介しますので是非参考にしてみてください♪
目次
高身長さんのドレス選びのポイント
まずは、高身長さんがドレスを選ぶときに気を付けるべき点をご紹介します。
#ドレスの着丈
高身長さんなら誰でも一度は経験する、着丈の問題。
自分が着るとこのくらいだろうと思って選んだワンピースが着てみると思っていたより短いといった事はありませんか?
特に、ドレスを着る機会が結婚式や二次会のお呼ばれである場合、思っていたより短かったではマナー違反となり、非常識な人と思われてしまう可能性も‥。
近くにショップがあれば試着することができますが、ネットでドレスを購入する場合は、着丈に注意して慎重に選ぶ必要があります。高身長さんがドレスを選ぶときに注目すべき着丈の目安をご紹介します。
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着丈は90cm以上、結婚式のお呼ばれなら100cm以上を選んで
※いずれも身長165cmのモデルが着用
身長が165cmの場合、ドレスの着丈(総丈)は最低でも「90cm以上」あるものを選びましょう。
身長が170cmの場合は着丈「95cm以上」あるものを選びます。
結婚式や二次会のお呼ばれ、謝恩会などフォーマルな場で着用する場合は、身長165cmの方は「100cm以上」、170cmの方は「105cm以上」を目安に選ぶと良いでしょう。
また、脚が長いから似合うのではと思われがちなミニ丈や膝上丈は、実は高身長さんには着こなしにくいアイテム。
高身長さんは膝下だけでなく膝上も長いため、全体で見たときのバランスが取りにくく、アンバランスに見えてしまうので要注意です。
#ドレスのシルエット
高身長さんが気を付けたいポイント2つ目は、ドレスのシルエット。
ドレスにはタイト・フレア・Aライン・マーメイドなど様々なシルエットがあります。
特に気を付けたいのはボリュームのあるフレアシルエットやティアードスカート。
腰から広がるフレアドレスは下半身を重く、膨張して見せてしまいます。
身長が高いだけで圧迫感を持たれがちな高身長さんが横に広がるのは危険!似合うシルエットを選びましょう。
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腰から広がるスカートには要注意。太って見える!
スカートのシルエットはふんわり広がるものよりも身長を生かしたタイトシルエットやマーメイドシルエットがおすすめです。
タイトに抵抗があるという方は、広がりすぎないAラインや落ち感のあるものを選びましょう。
また、ウエストがゴムだと着やすくてラクなのですが、ウエストが一周ゴムになったものはメリハリがなく膨張して見えてしまいがち。
ウエストはすっきりしたものを選ぶのがポイントです。
高身長さんにおすすめのドレスは?
では、高身長さんが似合うドレスとはどのようなものでしょうか?
おすすめのドレスをご紹介します。
#マーメイドの膝丈ドレス
美しいシルエットが人気のマーメイドドレス。高身長さんが得意な膝下丈なら大人っぽさを引き立て、エレガントな雰囲気に。
結婚式のお呼ばれはもちろん、パーティーシーンやレストランでの食事、デートなど様々なシーンで活躍します。
裾のフリルは脚を細く見せてくれる効果も◎。小物はシンプルな色でまとめるとオシャレで洗練された印象になりますよ。
逆に、膝上丈のマーメイドドレスや、裾のフリルが短いものは脚を短く、アンバランスに見せてしまうので要注意!
#ミモレ丈ならフェミニンもOK
フェミニンなドレスやワンピースが似合わないと思いがちな高身長さんですが、ミモレ丈のAラインドレスなら可愛く着こなすことができます。
ただし、スカートの広がりすぎないものを選ぶこと、落ち感やとろみのある素材を選ぶことがポイントです。
ミモレ丈は高身長さんだからこそ着こなせるアイテム。
あれこれ装飾が付いたものよりもシンプルなものを選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。
#高身長さんの特権!ロングドレス
ロングドレスやマキシ丈のドレスは、高身長さんの特権とも言えるアイテム。低身長さん憧れのロングドレスは、背が高い人なら一度はチャレンジしたいアイテムです。
ロングドレスはお呼ばれにはNGなのでは?と思われがちですが、夕方からの時間帯の結婚式や二次会には正装なのでむしろ◎。
昼間の結婚式に着用する場合は足首の見えるロング丈を選べば問題ありませんよ。
ロングドレスは羽織りものを羽織らず一枚で着ると洗練された雰囲気が出るのでおすすめ。露出が気になる方は袖ありでカバーして♪
高身長×体型カバー
ここからは高身長さんによくあるコンプレックスを上手にカバーできるドレスと、その選び方をご紹介します。
まずは全体的に体型をカバーしたい方におすすめのドレスをご紹介。
体型が気になると腕や脚を見せることに抵抗が出てきますよね。ただし、体型カバーによくあるダボっとしたドレスやワンピースは、高身さんが着ると返って大きく見せてしまうことも‥。
ポイントを押さえて上手にドレスを選びましょう。
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布の面積が多いときは締め色やはっきりした柄でメリハリを
腕や脚など全身をカバーする露出の少ないドレスを選ぶときのポイントは、はっきりとした色や柄のドレスを選ぶことがポイント。
肌よりも布の面積が多くなる場合、膨張色ではなく、締め色を選ぶと◎。
柄物はボヤっとしたものよりもコントラストがくっきりしたものを選ぶのがおすすめです。
また、全体的に寸胴なシルエットよりもウエストはマークする事を意識しましょう。
袖があるドレスを選ぶときは足首の見える丈を選ぶことですっきりして見えますよ。
高身長×肩幅が広い
高身長さんはその身長の高さの分、骨がしっかりとしている方が多く肩幅の広さが気になる方も多いよう。
肩幅が広いと袖ありドレスが窮屈だったり、がっしりしているように見られがち。
肩幅を上手にカバーしてくれるおすすめのドレスをご紹介します。
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肌見せの箇所を工夫して視覚効果を賢く利用
肩幅が気になる方には、視線を分散させるワンショルダーやアシンメトリーデザイン、袖にフリルが付いたデザインがおすすめです。
ワンショルダーや肩がアシンメトリーになったデザインは、デザインに目がいくので肩幅の広さが気になりません◎。
また、袖にフリルが付いたドレスは、肩幅が余計に強調されるのではと思いがちですが、デザインで上手にカバーしてくれますよ。デコルテが広めに開いたUネックやVネックも肩幅カバーにおすすめです。
高身長×骨盤&お尻が大きい
高身長さんは骨格そのものが大きい方が多く、骨盤が広い、お尻が大きいなどヒップ周りに悩まれている方も多いのではないでしょうか。着るものによってお尻が強調されてしまったり、タイトドレスはお尻周りが入らないなんてことも‥。
骨盤&お尻周りのカバーにおすすめのドレスをご紹介します。
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フレアスカートでお尻周りをすっぽりカバー。ウエストマークを意識して
骨盤・ヒップ周りのカバーにはフレアドレスがおすすめです。フレアドレスを選ぶポイントはウエストに切り替えしがあるものを選ぶこと。
ウエストの細い部分を強調する事で着やせして見せることができます。
また、ジャガードなどのしっかりとした生地感のものを選ぶと体のラインを綺麗にカバーし、腰回りの広がりが気になりません。
チュールスカートやプリーツスカートも腰・お尻周りのカバーにおすすめ。いずれも足首の見える丈感が◎。
高身長×顔が大きい(丸い)
高身長さんに限らず女性なら誰もが憧れる小顔。丸顔に悩む女性も多いのではないでしょうか。
顔の大きさや丸顔は着る洋服で簡単にカバーする事ができます。
ドレスに限らず洋服選びの参考にしてみてください。
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首を見せるを意識。定番Vネックやオフショルが活躍
小顔に見せるためには、首の肌色を見せることが重要です。小顔に見せるアイテムの定番ともいえるVネックは丸顔カバーにも効果大◎。
デコルテがざっくり出るオフショルダーなども良いでしょう。
肩やデコルテにボリュームのあるものやフリルが付いたものも小顔に見せてくれるのでおすすめ。フリルは小さめのものよりも大振りを選ぶことでより小顔に見せてくれます。
流行りのパフショルダーも小顔効果が期待できます◎。顔周りには濃い色を持ってくると引き締めて見せてくれますよ。
逆にハイネックなどの首の詰まったデザインやデコルテの出ないフレンチスリーブは顔を強調させ、大きく見せてしまうのでNG。
顔周りに白やベージュなどの淡いカラーは避けましょう。
高身長×やせ型
モデルみたいで羨ましいと言われることも多い高身長×細身の方ですが、体が薄く胸やお尻の凹凸がないため貧弱に見えてしまいます。
背が高いぶん、普通体型であっても通常よりやせて見えるため細身の方はさらに細く見えがち。肉感が少ないとドレスが似合わないと思われる方も多いのではないでしょうか?そんな細身さんにおすすめのドレスとドレス選びのポイントをご紹介します。
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しっかりとした生地感が重要!デコルテは極力見せない
バストやヒップ周りの凹凸がないI型ともいわれるやせ型さんは、デコルテ周りが開いたVネックや体のラインがはっきり出るタイトドレスはNG。
体の細さを目立たせ、貧弱に見せてしまいます。
やせ型さんのドレス選びのポイントは、体のラインを目立たせず、凹凸を表現する事。
しっかりとしたハリ感のある生地のAラインドレスやクローシェレースと呼ばれる、厚みのある刺繍糸を使用したドレスがおすすめ。
体のラインを拾いすぎず、重厚感のある生地で体の凹凸を表現してくれます。
ジャガード生地やベロア・ベルベットなども高級感がありお呼ばれにもおすすめですよ◎。
高身長さんの小物はどんなものが似合う?
結婚式のお呼ばれには、ドレス以外に「羽織もの・バッグ・パンプス」などの小物が必要になりますよね。
高身長さんに似合う小物はどのようなものなのでしょうか?
また、背が目立つのでヒールを履きたくない!という方におすすめのお呼ばれのパンプスの選び方もご紹介します。
#羽織ものはボレロよりジャケットが◎
結婚式のお呼ばれアイテムとして思い浮かぶ羽織もの。昼間の結婚式では袖がないドレスを着る場合、肩を隠す羽織ものを一枚羽織るのがマナーとなります。
羽織ものには、ボレロ・ショール・ジャケットなどがありますが、高身長さんにはジャケットがおすすめ。
ボレロは丈が短く作られているため、全体のバランスが取りにくく高身長さんには難しいアイテム。
ショールは縦ラインを強調するため、低身長さんのは良いのですが、背の高さを強調してしまう場合があります。
ジャケットはジャスト丈か少し長めのものがおすすめです。
もちろん、袖があるドレスなら羽織ものを用意する必要はありません。
#パーティーバッグは横長のクラッチバッグを
結婚式や二次会にお呼ばれしたときは小さめのパーティーバッグで行くのがマナーです。テーブルでは自分と背もたれの間にバッグを置くため、バッグの大きさはその小さなスペースに収まるサイズということになります。
しかし、高身長さんは大きめのバッグが似合うと言われており、小さめのバッグを持つと背の高さを引き立たせてしまうことも‥。だからと言って大きなバッグで行くのはマナー違反。
高身長さんにおすすめなのは横長のパーティーバッグ。丸みのあるものよりも角ばったものの方が同じ面積でも大きく見えやすく、全体で見たときのバランスが良くなります。
#背を目立たせたくない方は3〜5cmのVカットパンプス
結婚式なら必ず写真撮影があります。友人と並んだ時に一人だけ目立ちたくない!という方も多いのではないでしょうか。
お呼ばれには5cm以上のヒールがあるパンプスが理想ですが、3〜5cmのヒールでも問題ありません。
ヒールの高さが低めのパンプスを選ぶときは、足の甲の部分がVカットになったものを選ぶと脚が綺麗に見えます。
また、ローヒールはカジュアルに見られやすいため、ヒール部分はなるべく細いものを選ぶように心がけましょう。
足のサイズが大きい方やドレスの色が淡色の場合は、黒やネイビーなどの暗い色のパンプスを選ぶと全体がすっきりとまとまって見えるのでおすすめです。
スタイルが良いと言われることが多い高身長さんも体型の悩みは尽きないもの。
背を高く見せるコツはよく目にするものの、背を低く見せるのは至難の業です。
高身長さんがドレスを選ぶときに気を付けたいポイントは、
スカートの丈は膝下よりも長いものを選ぶ
フレアドレスはウエストのすっきりしたものを選ぶ
しっかりとしたハリのある生地や厚めの生地が◎
高身長さんの特権は、ミモレ〜ロング丈が似合うこと。ジャガードやクローシェレースなどの重めの生地も着こなせることがあります。
また、マーメイドドレスも高身長さんが着こなしやすいアイテム。大振りの柄物も得意です。
丈の長さやシルエットに注意して、得意なドレスを見つけてみてくださいね。
高身長さんにおすすめのドレス