CLASSY
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By Classy and fabulous Japan
出典:ChiChi London
結婚式にお呼ばれしたら、ドレスやくつ、バッグなどのコーディネートはゲストにとっての楽しみの1つであるとともに、悩みの種にもなりがちです。ヘアスタイルもその1つで、花嫁や他のゲストとかぶらないヘアスタイルにしようとすると、どうしてもマンネリしがちです。
この記事では、そんなお呼ばれヘアのお悩みを解決する、人と被らない、かつマナーをわきまえ目立ちすぎないお呼ばれヘアや、簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。
【目次】
1.結婚式のお呼ばれヘアはマンネリしがち
結婚式にお呼ばれした際のヘアスタイルはどのようなものを思い浮かべますか?
例えば低めにまとめたアップスタイルや、編み込みヘアなど、どうしても定番化しがち・・・。
特にロングヘアの場合は、自分の中でのヘアスタイルのマンネリ化に加え、同じ髪型をしている方が同じ会場に何人もいたりして、少々気まずい思いをされたことのある方もいるはず。
結婚式に行くたびにお呼ばれドレスを変えるならともかく、参列するたび同じ髪型では参加する友達が重なるとき気まずい思いをしてしまい、後々写真を見返したときにも代わり映えしません。
かといって、花嫁と被ってしまうような髪型や、花嫁より目立ってしまう髪型は避けるべき。
ドレスを選ぶのと同じように、ヘアスタイルを決めるのもなかなか難しいものです。
2.結婚式のヘアセットはヘアサロンに行くべき?
結婚式のお呼ばれヘアについてのもう1つのお悩みは、ヘアサロンでセットするべきかどうか。
ヘアサロンに行かないとマナー違反?と思われる方もいらっしゃるようですが、必ずしもヘアサロンへ行かないといけないというわけではありません。
ただ、自分でヘアセットをするとなると上手にできなかったり、慣れないヘアセットに予想以上に時間がかかってしまったり。
セットサロンはやはりそのコストが気になるところ。結婚式は一般的に午前中から行われる事が多く、ヘアセットに行く時間帯では早朝料金を取られ通常よりも高くなることがあります。ご祝儀でも出費がかさむし、なるべく安く押さえたい気持ちはありますよね。
結局ヘアセットは自分でやるのと、サロンに行くのと、どちらがいいのでしょうか。
ヘアセットはセット専門のサロンに行くのがおすすめ
ヘアセットは高いイメージがありますよね。実はヘアサロンは本来カットやカラーをしているお店なので、ヘアセットというイレギュラーなメニューに関してはお値段を高めに設定しているところが多いのです。
また、そういったお店にはセット専門のスタッフがいなかったりして、場合によっては崩れてしまったりと、クオリティも特に高いわけではないことが多いです。
その点、セット専門のサロンはヘアセットのみを行っているサロンですので、技術力も高く、またお値段も意外とお安く抑えられます。
早朝営業が当たり前になっているお店では、早朝料金を設けていないこともあります。
特におすすめなのは、歓楽街にあるセットサロン。
日ごろから動き回るホステスの方々のヘアセットを行っているだけあって、崩れにくく仕上げてくれます。
また、様々なヘアセットの経験がある為、似合うヘアセットを提案してもらえたり、セットにかかる時間も一般的なヘアサロンの半分ほどの時間で素早く仕上がります。
会場が遠方の場合や丁度いい位置にサロンがない場合はセルフアレンジも
セット専門のサロンがいくら安いとは言え金銭的に負担が大きかったり、近くにそういったサロンがなかったり、遠方の会場での披露宴のため前泊していたりと、やはりセルフアレンジをするしかないという状況もあります。
そのような場合はそれなりに見えるセルフアレンジを習得し、自分でセットしてしまいましょう。
セルフアレンジというと、手先の器用さに自信がない方にはハードルが高く思えますが、最近では華やかに見えて誰でも簡単にできるヘアアレンジというのも多数あります。下準備に必要なコテやホットカーラーは必需品となりますので、前泊の際には忘れずに持っていくようにしましょう。
3.サロンでしてもらいたい結婚式のお呼ばれヘア
せっかくサロンでヘアセットしてもらうなら、自分では難しいヘアアレンジや、他人と被らないヘアにしたいものです。
ドレスに合わせた髪型で普段より3割増しに見せるヘアにチャレンジしましょう。
【1】編みおろし
自分でするには少し難しい、サロンならではのヘアセットといえば編みおろし
トップにボリュームを持たせ、編み込みやフィッシュボーンなどでまとめた髪型のことで、全体的にボリュームがあり、背中に波打つように流れる髪の毛は女性らしく、華やかな印象を与えます。
アップスタイルではないものの、顔周りには髪は残していませんので、清潔感があり年配者からの印象もよい髪型です。
長ければ長いほど華やかさの出る髪型ですので、ロングヘアの方におすすめです。
【2】高めのおだんご
高めのおだんごヘアも、サロンでしてもらいたいヘアスタイルの1つ
結婚式のお呼ばれのヘアは、アップにする方は多くてもそのほとんどは低めにまとめてアレンジしていますので、高めのおだんごヘアにすれば人と被ることもないはずです。
ただし、高めのおだんごヘアに関しては、時々花嫁がお色直しの際にする髪型でもあります。花嫁より目立たず、「同じ髪型だ」と周りに思われないための対策として、ボリュームは抑え気味に、アクセサリーも付けないか、小さめのものにするといいでしょう。
【3】ふわふわダウンヘア
巻き髪とはひと味違うふわふわのダウンヘア
一般的にダウンヘアはあまりパーティーシーンにおすすめの髪型ではありません。
結婚式では食事を食べたり、立ったり座ったりと以外と動く事が多いので、顔周りに髪がかかるダウンヘアはフォーマルとしては清潔感のない印象になってしまいがち。
そんなダウンヘアも、ふわふわとボリュームを出してカールを細かく動きのあるヘアセットにしてもらうとあっという間に華やかなヘアに変わります。
ふわふわの細かいカールを作るのは自分では意外と難しいもの。自分で巻くだけでは後ろまでしっかりカールできていなかったり髪同士がまとまってしまいふわふわにならなかったり。
ロングヘアの方はふわふわに巻いた髪をハーフアップにして顔にかからないようにするのがおすすめです。
4.自分で簡単にできる結婚式のお呼ばれヘア
自分で簡単にできるヘアセットをいくつかご紹介します。
フォーマルなシーンに必要なのは清潔感ときちんとしている感。どんな髪型をしなければいけないなんてルールはないのです。
ただし、二次会ならともかく、新郎新婦の親族や会社の上司も出席する結婚式では、ある程度きちんと見えする必要はあります。
新郎新婦をがっかりさせないためにもマナーを守り、かつ簡単に自分でできるヘアアレンジができればこれに越したことはありません。
当日を迎える前に何度か練習し、習得してしまうことが重要です。
セルフセットに慣れておくとかかる時間も少なく済み、当日やっぱりできなかったと慌てる心配がなくなります。
【1】ポニーテール
誰もが一度はしたことのあるポニーテール
ポニーテールというと、長い髪の毛をただひとまとめにしただけという印象ですが、髪を強めに巻いておくこと、ヘアゴムをかくすこと、トップの髪の毛を引き出すこと、という3点さえ意識すればとっても華やかな印象の髪型になります。
また、ひとまとめにする際に高い位置で結ぶようにすると明るい印象に、低い位置で結ぶようにすると大人っぽい印象になり、結ぶ位置ひとつでドレスに合わせて印象を変えられるのも魅力的です。
意外と結婚式では見かけないポニーテールもアレンジ次第でパーティーヘアに早変わりします。
【2】ギブソンタック
簡単なのに凝ったように見えるギブソンタック
ギブソンタックという髪型をご存知でしょうか。
首に近い位置でひとまとめにしたシニヨンの種類の1つで、一見サロンでしてもらったようなまとめ髪に見えるのに実は簡単な髪型で、「くるりんぱ」さえマスターすればだれでもできてしまう髪型です。
方法としては、低い位置で髪の毛をひとつに結び、少したゆませ、「くるりんぱ」をします。
そこから出てきた髪の毛をさらに「くるりんぱ」するように輪の中にねじ込み、毛先をピンでとめると完成です。
初めに髪を根本近くから強めに巻いておくと華やかになるほか、ピンも取れにくいのでおすすめです。
あまりに髪の量が多い方や、猫っ毛の方には難しいこともありますが、そうではない場合は簡単にでき、お手軽で華やかな髪型です。
【3】ハーフアップ
しっかり巻いて華やかに見せるハーフアップ
ハーフアップも、セルフアレンジにおすすめです。
自分でできるハーフアップというと、地味で大人しいため結婚式には向かないと思っている方も多いのではないでしょうか。実はハーフアップもちょっとした工夫で結婚式にふさわしい華やかな髪型へとなります。
ポイントは、髪をしっかり巻くこと。アップ部分とダウン部分の境目が見えないようにすること。そして、トップを引き出しボリュームを持たせることです。
トップにボリュームを持たせるために、アップ部分はホットカーラーで、統一したカールにするためにダウン部分はコテで巻くといいでしょう。
アップ部分とダウン部分の境目を隠すには、髪を結んだ部分をくるりんぱにしたり、サイドから三つ編みをして結び目を隠すようするのがおすすめです。
ちょっとした手間で、セルフアレンジに見えないほどの華やかさになるのもハーフアップの良さです。
5.結婚式のお呼ばれヘアのアクセは?
ヘアアクセはセルフならバレッタ・サロンならパールのついたピンを
せっかくアレンジしたのであればヘアアクセもつけたいもの。
おすすめのアクセサリーは小さめのバレッタです。
花嫁は、ティアラやサイドビジューなどの大きめのキラキラしたアクセや、花冠、生花などを髪の毛につけるのが定番です。
お呼ばれした方は勿論花嫁より地味にする必要がありますから、小さめのアクセサリーがいいとされています。その中でもバレッタは、小さいながらも華やかな印象を与えるものが多く、会場に華を添えるという意味でもおすすめ。自分でヘアアレンジとするときにはゴムを隠すアイテムとしても活躍します。
また、結婚式以外の普段使いができるという点でもお得です。
ヘアサロンでセットをしてもらうなら、パールのついたピンがおすすめ。
パールがついていることで一気にフォーマルになり、上品で高級感が出ます。何か所かに散りばめたようにつけると華やかで、パールはどんな色のドレスにも相性が良く合わせやすいのもポイントです。
ピンは自分でつけると取れやすい為、サロンでつけてもらいましょう。
へアアクセはサロンでも取り扱っていますが、割高になる為事前に自分で用意しておくと良いでしょう。
6.結婚式のお呼ばれヘアでの注意事項は?
結婚式での注意点といえば、ドレスや靴などに関するマナーが有名ですが、ヘアスタイルにも注意点はあるのでしょうか。
実は、結婚式にお呼ばれした際のヘアにも注意すべきマナーがあります。
それを知らないままヘアセットをして出席してしまうと、非常識と思われかねませんので、しっかりと注意事項を意識したうえでヘアスタイルを楽しみましょう。
ロングヘアのダウンスタイル
絶対にダメというわけではありませんが、顔周りに髪がかかるヘアスタイルはだらしなく見えるためフォーマルなシーンには向きません。
ハーフアップにして顔周りをすっきりさせるか、強めに巻いて華やかに見せましょう。
生花をつけない
ヘアセットをした際に、ヘアアクセを付ける方も多いでしょう。
ゲストがお花をつけ際には注意が必要です。
特に、生花に関しては「花嫁の特権」と言われており、招待客がつけると花嫁の特権を奪ってしまうことになるので注意しましょう。
ブライズメイドは生花をつけてもOK。
一般的なゲストとブライズメイドは全く別。
ブライズメイドはロングドレスが主流で、花嫁のリクエストでお揃いの生花を頭につける場合があります。
ファーをつけない
ファーなどのもこもこしたアクセサリーは殺生をイメージさせ、縁起が悪いと言われています。
実際の素材はフェイクファーであったとしても、連想させるアクセサリー全体を避ける方が無難でしょう。
さいごに
試してみたいヘアスタイルはイメージできましたか?
ドレスに合わせたヘアアレンジは、いつもより華やかでおしゃれに魅せる女の子の特権です。
マンネリしがちな結婚式のお呼ばれヘアを少しアレンジし、人と被らず、マナーの良い印象を与えるヘアスタイルで、結婚式を楽しみましょう。