【結婚式の子連れ出席で注意するべきポイント&子供の服装マナー】
結婚式にお呼ばれしたけれど、子どもを一緒に連れて行って良いのかわからず困ったことはありませんか?夫婦でお呼ばれしたときや子供の預け先がない場合、子ども連れで参加しても良いのか、それとも遠慮した方が良いのでしょうか?
また、子どもも一緒に招待された場合、子どもの服装はどんなものを着せれば良いのか服装マナーも気になりますよね。今回は、結婚式に子供連れで出席する際の注意点や、子供の服装選びのマナーとおすすめの服装をご紹介します。
- 1、結婚式に子供を連れて行っても良いの?
・子供は何歳から結婚式に連れていける?
・子供連れで出席する場合のご祝儀はどうする?
- 2、結婚式に子連れで出席するときに気を付けたいこと
・結婚式に子供を連れて行くときに注意しておくべきポイントとマナー
・結婚式の子連れ出席に持っておくと便利なもの
- 3、結婚式の子供の服装マナーとは
・子供のフォーマルな服装にはなにがある?
- 4、結婚式のお呼ばれにおすすめの子供の服装
・子供らしい明るいカラーのドレス姿で会場に癒しを
・存在感がありながらも派手すぎないドレスで写真映えも◎
・上品&高級感のあるドレスでどんな会場にも対応
・ドレスを嫌がる小学生にはシンプルなワンピースが◎
- 5、結婚式でリングガールやフラワーガールを任された子供の服装
・花嫁とお揃いの白ドレスはまるで天使
・淡い色のドレスは神聖な挙式の雰囲気にもぴったり
- 6、結婚式のお呼ばれにおすすめの子供の羽織もの・靴
- 7、子どもと出席する結婚式を良い思い出にするために
・子供は何歳から結婚式に連れていける?
・子供連れで出席する場合のご祝儀はどうする?
・結婚式に子供を連れて行くときに注意しておくべきポイントとマナー
・結婚式の子連れ出席に持っておくと便利なもの
・子供のフォーマルな服装にはなにがある?
・子供らしい明るいカラーのドレス姿で会場に癒しを
・存在感がありながらも派手すぎないドレスで写真映えも◎
・上品&高級感のあるドレスでどんな会場にも対応
・ドレスを嫌がる小学生にはシンプルなワンピースが◎
・花嫁とお揃いの白ドレスはまるで天使
・淡い色のドレスは神聖な挙式の雰囲気にもぴったり
1、結婚式に子供を連れて行っても良いの?
結婚式に子供を連れて行って良いかどうかは新郎新婦の考えによります。 兄妹や従妹など親族の結婚式の場合には子どもも一緒に招待されることがほとんどですが、友人の結婚式の場合は、基本的には「子供もよかったら連れてきてね」と言われない限りは連れて行かないのがマナーとなります。
子どもについて何も言われていなくても、結婚式の招待状に子どもの名前が連名で入っている場合や、招待状の宛名が「ご家族様一同」となっている場合には、子どもも一緒に招待されていることになりますので、子どもを連れて行っても良いという意味になります。
子どもについて特に何も言われておらず、招待状への記載がない場合は「子供は連れて行かない」のがマナーですので、子どもの預け先がない場合は無理に連れて行くのではなく、預け先がないことを伝えて結婚式を欠席することを検討しましょう。
子供は何歳から結婚式に連れていける?
新郎新婦から招待されたのであれば、基本的に何歳からでも連れて行って構いません。
ただし、生後間もない赤ちゃんの長時間の外出は負担がかかることから、早くても生後半年を過ぎたころから検討すると良いでしょう。1歳未満の赤ちゃんを結婚式に連れて行くときは、授乳室や休憩室が使えるかどうか、式場の設備を事前に確認しておくと安心です。新郎新婦が特別に休憩室などを用意してくれた際には、別にお礼を渡すようにしましょう。
マナー的には何歳からでも良いのですが、結婚式は挙式から披露宴終了まで約3時間〜4時間と長時間になるため、やはり小さな子どもを連れての結婚式出席は大変です。静かにしておかなくてはならない挙式で騒いでしまったり、慣れない場に泣き出してしまうなど、ある程度大人の言うことが分かる年齢になってからの出席がおすすめです。
子供連れで出席する場合のご祝儀はどうする?
結婚式に子連れで出席する場合に、子供の分のご祝儀はどうするべきなのか悩みますよね。 大人一人で参加する場合のご祝儀は「3万円」。夫婦で出席する場合のご祝儀は「5万円」が基本です。 子供の分のご祝儀が必要かどうかは「子供の食事が用意されているかどうか」によって決まります。 子どもの食事が用意されている場合には、大人のご祝儀に上乗せして包むのがマナーです。
子供のご祝儀の目安とは
子供の年齢が0歳〜2歳程度の場合、子供分の食事を準備してもらう必要がないため、ご祝儀は大人の分だけで大丈夫です。ただし、休憩室を特別に用意してもらったり新郎新婦からの配慮がある場合には、配慮へのお礼として3,000円〜5,000円程度多く包むのが良いでしょう。
子供の年齢が未就学児〜小学生の場合、子ども用の食事が用意される場合がほとんど。お子様ランチのようなワンプレートの料理が用意されていたり、小学生にはミニコースが用意されている場合も。この場合は、子供一人あたり5,000円〜1万円ほど上乗せして包むと良いでしょう。
子供の年齢が中学生以上の場合、大人と同じ内容の料理が用意されていることも。この場合、中学生以上の子供一人あたり15,000円〜2万円程をプラスして包むようにしましょう。
子供のご祝儀を包むと偶数になる場合は?
結婚式のご祝儀では「4」や「9」など縁起の良くない数字や、偶数のほか、千円単位の金額はマナー違反とされています。大人一人が子連れで出席する場合、「3万円+子供の料理分1万円(または5,000円)」のご祝儀になるため、どうしても偶数や端数が出てしまいます。この場合は、「合わせて5万円になるよう1万円分多く包む」または「大人の分のご祝儀のみ包み、子供のご祝儀は現金ではなくプレゼントで用意する」のが良いでしょう。
なお、プレゼントを用意する場合は当日に持参するのではなく、事前に手渡すか結婚式後に自宅に届けるようにしましょう。
2、結婚式に子連れで出席するときに気を付けたいこと
結婚式は新郎新婦にとって大切な節目。子連れで出席する場合は子供が騒がないように気を付けましょう。ただし、小さな子供にとってずっと座って静かにしていることも難しいですよね。結婚式に子供連れで出席する場合、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?先輩ママから学ぶ、結婚式に子供を連れて行くときの注意点やマナー、持っておくと便利なものをご紹介します。
結婚式に子供を連れて行くときに注意しておくべきポイントとマナー
事前に休憩ルームの有無や出入口をチェック
赤ちゃん連れの場合は、授乳やおむつ替えが行えるスペースがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。また、結婚式の中でも挙式中は特に緊張感に包まれるため、チャペルではなるべく出入口に近い後ろの方の席に座り、子供がぐずりだしたらすぐに退出できるようにしましょう。動き回る年齢の場合、バージンロードに踏み入ってしまわないように注意しておきましょう。
お気に入りのおもちゃやおやつを持参する
子供がぐずりだしたり飽きだしたときのために、お気に入りのおもちゃやおやつを用意しておきましょう。 おもちゃは音の出ないおもちゃ、おやつはポロポロとこぼれないものを選びましょう。
子供の衣装や靴は事前に着せて慣らしておく
小さな子供にとって慣れないドレスやスーツは着心地が悪いもの。思うように動きにくかったり、慣れない洋服にぐずってしまう可能性があります。子供の衣装は結婚式までに数回着用し、子供が慣れるようにしておくと安心です。靴も同様に普段と違う靴を嫌がる可能性があるため、事前に履いて慣らせておきましょう。また、サイズがきつかったり、大きすぎて嫌がる場合もありますのでなるべく快適に過ごせる衣装を選んであげると良いでしょう。
結婚式の子連れ出席に持っておくと便利なもの
ここからは結婚式に子供を連れて参加する際に持っておくと便利な持ち物をご紹介します。子供の年齢によっても異なりますが、ぜひ参考にしてみてください。
持っておくと便利!結婚式の子連れ出席の持ち物リスト
- 羽織もの
- 子供用の軽食や飲み物
- お気に入りのおもちゃ・おやつ
- ハンカチ・タオル
- 着替えやおむつ
- 食事用エプロン
結婚式場は冷暖房が効いていますが、チャペルは寒かったり、ガーデンがある式場では、フラワーシャワーなどの演出があることも。温度調整ができる羽織ものを持っておくと安心です。また、子供用の食事が用意されている場合でも、好きな食べ物が出てくるとは限らないため、軽食を持参しておくと良いでしょう。また、食事中の食べこぼしで衣装が汚れないように食事用のエプロンは必須アイテム。それでも汚してしまったときの着替えやおむつも多めに準備しましょう。ぐずりだしたときのためにお気に入りのおもちゃやおやつ、ハンカチやタオルも持っておくと安心ですよ。
3、結婚式の子供の服装マナーとは
結婚式に出席するとき、子供はどんな服装で行けばよいのでしょうか? 結婚式の服装にはマナーがありますが、子供の服装にもマナーはあるのでしょうか。 ここでは結婚式に出席する子供の服装マナーについてご紹介します。
子供のフォーマルな服装にはなにがある?
結婚式にお呼ばれしたときの子供の服装は、基本的なルールは「大人と同様」です。 結婚式に相応しいフォーマルな服装が良いでしょう。子供のフォーマル服には、男の子はスーツやタキシード、女の子はパーティードレスやワンピース。また、学校の制服も正装として扱われます。
結婚式の子供の服装では、「派手になりすぎないこと」「露出を控えた服装」「白や全身黒の服装を避ける」のが基本です。女の子でドレスを着用する際には、発表会のようなボリュームのあるドレスは避け、落ち着いたワンピースドレスを選ぶと良いでしょう。男の子の場合も白のスーツやタキシードは避けましょう。
ただし、子供がリングガールやフラワーガールなど結婚式で役目を任されている場合には、例外的に「白いドレスもOK」とされています。役目を任された場合は学校の制服を避け、タキシードやドレスなどで着飾ってお祝いするのが良いでしょう。
4、結婚式のお呼ばれにおすすめの子供の服装
小さな子供のドレス姿は可愛らしく、会場を和ましてくれるもの。 せっかく結婚式に招待してもらったなら、ドレスアップして出席するのがおすすめです。 ここからは結婚式にお呼ばれする子供におすすめの服装をご紹介します。
子供らしい明るいカラーのドレス姿で会場に癒しを
小さな子供に特におすすめなのが、子供らしい明るいカラーのドレスです。パステルカラーなどの子供らしい色のドレスは会場をパッと華やかにし、キュートなドレス姿で会場を癒してくれるはず。小学校高学年など子供が大きくなってくると大人しい色を好むようになるので、機嫌よく着てくれるうちに着せてみてはいかがでしょうか。
存在感がありながらも派手すぎないドレスで写真映えも◎
華やかなカラーが目を惹くドレスは、チュールやレースなど結婚式に適したフォーマルな素材なら悪目立ちせず可愛らしい印象に。華やかなカラーのドレスを着る場合はパニエを入れず、シンプルに着たり、髪型を派手すぎないようにしたりバランスを心がけると良いでしょう。
上品&高級感のあるドレスでどんな会場にも対応
目上の方の結婚式にお呼ばれした場合や、式場やホテルが格式高い会場の場合、子供とはいえ目立ちすぎない落ち着いた服を着せたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときは落ち着いたカラーに刺繍やお花が施された上品なドレスがおすすめです。高級感のあるデザインでどんな会場にも合うため、フォーマルな結婚式にもピッタリです。
ドレスを嫌がる小学生にはシンプルなワンピースが◎
女の子は小学生にもなると自分の好みがはっきりしてくるため、小さいときのような華やかなドレスを嫌がったり、お姉さんに見えるカラーを好むことも。そんな小学生世代のお呼ばれには落ち着いたシンプルなデザインのワンピースはいかがでしょうか。どんなドレスが良いか子供の意見も聞きながら選んであげると良いですよ。
5、結婚式でリングガールやフラワーガールを任された子供の服装
結婚式で子供がリングガールやフラワーガール、ベールガールなどの演出のお手伝いを任された場合、例外的に「白いドレス」を着用してもOKです。それぞれ挙式で花嫁のお手伝いをするのが役目なので、白いウエディングドレスを着た花嫁と並んだ時にアンバランスにならないよう、「白」または「淡いカラーのドレス」を着用するのがおすすめです。
役目を任された子供が複数人いる場合には、子供達のドレスのデザインを揃えたり、色違いで用意すると統一感が出て素敵ですよ。いずれの場合にも、子供の衣装を準備する前に、新郎新婦にどのようなドレスが良いか希望を聞いてから決めると良いでしょう。リングガール・フラワーガールにおすすめのドレスをご紹介します。
花嫁とお揃いの白ドレスはまるで天使
リングガールを務める場合に特におすすめなのが、花嫁とお揃いの白いドレスです。小さな子供が真っ白のドレスを纏う姿はまるで天使。参列者のハートを掴むこと間違いなしです。デザインやシルエットによって雰囲気がガラっと変わるので、花嫁のウエディングドレスの雰囲気に近いものを選ぶのも良いですね。
淡い色のドレスは神聖な挙式の雰囲気にもぴったり
複数人で務めるフラワーガールやベールガールには、淡いカラーのドレスがピッタリです。一見シンプルなドレスは、後ろ姿までこだわった可愛らしいデザインがポイント。90cm〜160cmまでとサイズバリエーションが豊富なので、年の離れた姉妹でもお揃いができるのが嬉しい。色違いで合わせるのも華やかで素敵ですよ。
こちらも
6、結婚式のお呼ばれにおすすめの子供の羽織もの・靴
子供のお呼ばれドレスに合わせる羽織ものや靴のマナーにはどのようなものがあるのでしょうか?結婚式に相応しい羽織ものと靴についてご紹介します。
子供の羽織ものも結婚式向きのフォーマルな素材を選んで
子供の羽織ものも、大人と同様にシフォンやレースなどのフォーマルな素材のものを選ぶのがおすすめです。大人は袖のないドレスを着用する際の羽織ものは必須ですが、子供はそれほど神経質になる必要はありません。ただし、キャミソールタイプなどのデコルテや肩が大きく開いたデザインのドレスを着用する際には、羽織ものを羽織るようにしましょう。温度調整のための羽織ものならフォーマルなジャケットやカーディガンなどでもOKです。
足元はフォーマル靴に白のタイツか靴下が正解
子供とは言え、結婚式では「つま先の開いたサンダル」「スニーカーなどのカジュアルな靴」「ブーツ」などを履くのはマナー違反。フォーマル靴に白の靴下かタイツを合わせるのがマナーです。柄タイツやカラーの靴下はカジュアルなので避けるのがベター。フォーマル靴は、ストラップ付きのものを選ぶとサイズ選びの失敗が少ないのでおすすめです。
7、子どもと出席する結婚式を良い思い出にするために
結婚式に子連れで出席することはママにとって、静かに過ごしていられるだろうか、迷惑にならないかと不安になってしまいますよね。ですが、せっかく親子で招待してもらったなら素敵にドレスアップをして、お呼ばれする側にとっても素敵な思い出にしたいもの。事前の準備をしっかりしたら、あとは当日を素敵な衣装で楽しんでくださいね。